工場での
光触媒コーディング(ゼノコート)




多くの製造事業場については、さまざまな物を製造する非常に重要なポジションです。

製造の種類によっては、医療体制の維持のための器具、生活の確保及び社会の安定の維持に必要な物資(生活必需品など)を製造、供給する重要な社会基盤であるとの認識から、政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針においても、業務の継続は必須なものであるといえます。

ただし、製造事業場においてはテレワークの実施が難しい面があり、機械だけでなく、人と接触することが仕方のない状態です。だからこそ、職場における感染拡大対策の工夫・強化が大変重要になるといえます。

工場内では、それぞれが考えうるコロナ対策のガイドラインを作られているかと思います。

※ガイドラインを作成されてない場合は、私たちでガイドラインを作成し、工場で作業をされているスタッフさまに新型コロナウイルス対策用のレクチャーをさせていただいております。私共が講師となり、プロの目線で徹底的に指導する事も可能です。また、日ごろの意識が行き届いているかをチェックさせていただくために、定期ご契約をさせていただく事も多くなりました。

価格が気になる場合は、こちらからご相談、お見積り可能です。

例えば、共有する物品、テーブル、椅子などは、定期的に消毒する。

使用する際は、入退室の前後の手洗いを徹底すること。

喫煙スペースを設けている場合、休憩・休息をとる場合には、できる限り2メートルを目安に距離を確保するよう努め、一定数以上が同時に休憩スペースに入らないよう、休憩スペースの追設や休憩時間をずらすなどの工夫を行うこと。

※屋内休憩スペースについては、スペースの確保や、常時換気を行うなど、3つの密を防ぐことを徹底する。

食堂などで飲食する場合は、時間をずらす、椅子を間引くなどにより、できる限り2メートルを目安に距離を確保するよう努める。施設の制約などにより、これが困難な場合も、対面で座らないように配慮する。

という感染防止対策を行なっていることもあるのではないでしょうか。

ただし、工場や従業員数が多くなれば、これは現実的に難しいと考えている方や、2メートル以上も離れることができない状態も十分にあり得ると思います。

ここで問題となるのが、工場内での感染対策をすることはもちろん大切なことではありますが、触った機械のボタンを毎回除菌したり、画面やタッチパネルなどを毎回除菌することは難しいと思います。

除菌をし続けるとなると、時間も手間もかかります。

最悪、生産効率も悪くなり、ノルマをクリアできなくなってしまう可能性もあります。


ここでお勧めしたいコロナ対策があります。

それが光触媒コーティングです。皆さんは「光触媒」をご存知でしょうか?

光触媒は、太陽や蛍光灯などの光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、光触媒塗料は、室外に塗料されることが多いですが、室内でも使用することが可能です。

そこでここからは、室内で光触媒を使用する5つのメリットについていくつか紹介します。

(1)消臭効果

光触媒には、二酸化チタンという成分が含まれています。この二酸化チタンが紫外線や蛍光灯などの光が当たると活性酸素を生成され、接触する臭いの原因の物質を吸着して水と二酸化炭素に分解して除去します。タバコの臭いやカビ臭、靴の臭いなど室内をあらゆる臭いを消臭するメリットがあります。

(2)有害物質の分解、除去効果

室内のアレルギー疾患の原因として建材や家具から揮発する「ホルムアルデヒド」と言われる有害物質も、光触媒コーティングが分解して、除去する効果があります。また、光触媒コーティングは、薬品や毒性のある物質で除去する方法とは異なり、安全性が非常に高い酸化チタンアパタイトという食品添加物にも使用されている物質が主成分ですそのため、副作用も出ないということもメリットの1つです。

(3)抗菌効果

光触媒は消臭効果に加えて、ノロウイルスやインフルエンザ、大腸菌、サルモネラ菌、カビ菌などを分解して除去する効果を持っています。特に、カビ菌などは繁殖すると胞子を放散させるため、カビのある部分にカビ取り剤で対処しても浮遊しているカビ菌の胞子が再び繁殖します。しかし、光触媒を壁クロスや天井面にコーティングすれば、これらの胞子にとても効果があるのです。

(4)防藻・防カビ効果

銀イオンが含まれている光触媒は、抗菌効果があるため、少ない光でも抗菌効果を発揮します。また、今までの抗菌剤では分解できなかった菌が死滅時に出す有害物質も光触媒酸化チタンが分解する効果があります。例えば、O-157、大腸菌、カビなどの菌を防ぎ、防カビ効果によって嫌な臭いも防ぐことが可能です。

(5)防汚効果

光触媒は、壁クロスに接触するアンモニアやその他の化学物質を分解して除去する効果があるため、タバコなどによる黄ばみを抑制する効果があります。その結果、清掃やリフォームのコストダウンにもつながります。

(6)光触媒のデメリット

光触媒にはたくさんのメリットがありますが、デメリットも少なからず存在します。例えばデメリットとして挙げられるのは、費用の高さです。光触媒は非常に耐久性が高いだけでなく、さまざまな機能を備えている分、費用も高くなりがちです。

まとめ

今回は光触媒の特徴と、室内で使用するメリット・デメリットについて紹介しました。

光触媒は、外壁塗料としてのイメージが強いですが、室内でも使用されています。また、光触媒は消臭や除菌などの多くのメリットがありますが、デメリットもあります。メリット・デメリットを知った上で、光触媒を導入するかどうかを検討することをおすすめします。

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