カラオケ店での
光触媒コーディング(ゼノコート)

カラオケでは、年齢を問わず、様々なお客様が来店されると思います。
その中では、店内の様々なところで備品とお客様が接触することも多い事業だと思います。
例えば、カラオケマイク、ドリンクバーのボタン、内線電話やドアノブなど、まだ他にも接触感染が考えられる箇所が多く存在します。
その為、どれだけ除菌としてアルコールで拭いたとしても、次から次へ触られてしまうため、感染のリスクがどうしても強くなってしまうと感じてしまうお客様も多いのではないでしょうか。
事業者データベースを元にみても、カラオケ業界が新型コロナウイルスの影響で深刻な打撃を受けていることがわかる。これまで、主な顧客層となる若年層の人口減やアミューズメントの多様化など必ずしも良好な経営環境とは言えない中でも、身近で手軽なレジャーとして定着してきたカラオケ。帝国データバンクが調査した結果、2019年度のカラオケルーム市場(事業者売上高ベース)は前年度比1.4%減の約3400億円となったが、近年は概ね横ばい傾向での推移を続けてきた。
しかし、今年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、店舗営業の休業や時短営業を余儀なくされたことで稼働率が低迷しており、各社で売り上げが急減している。以降も順次営業が再開されたものの、昼夜ともに街への外出が手控えられたことで利用客の回復は鈍く、特に都市部の繁華街に店舗を構えるカラオケ店では平常の営業状態に戻るメドが立っていない店舗もあり、コロナウイルスの影響を受けていると考えられています。
こうした状況を背景に、上場するカラオケ大手3社の業績も厳しい内容となっている。「ビッグエコー」などを展開する第一興商は、カラオケ事業の売り上げが最も落ち込んだ20年4-6月期で、前年から2割の売り上げに急減。「まねきねこ」のコシダカHDは、3-5月期の同売上高が7割近く減少した。「カラオケの鉄人」を運営する鉄人化計画は、3社の中では最も落ち込み幅が少なかったものの、それでも約6割減と大幅な減収を強いられた、とあります。
コロナ禍で大きな打撃を受けたカラオケ業界の今後は、感染防止対策の徹底による安全性のアピールとカラオケルームの新たな利用法の模索が、苦境を打破するカギとなってくる。カラオケ各社では、マイクなど周辺設備への消毒徹底など万全の対策を実施。理化学研究所と神戸大学などがスーパーコンピューター「富岳」で行ったシミュレーションでは、換気口の下でマスクを着用すれば、通常の歌唱時に比べて飛沫の飛散量が大きく減少するなど、対策が取られていれば安全性が保たれることが分かっている 。今後は安全安心をお客様にわかってもらう企業側の努力が必要になると考えられています。
その中で、最近注目されているのが、
光触媒コーティングよる抗菌コートです。菌を抑制するだけではなく、臭いも軽減させることができるこのコーティング剤は最近大きな広がりを見せています。
実際にコーティングをする箇所として、
- 各カラオケ部屋のマイク全て
- ドリンクバー:お客様が触れられるドリンクの押しボタンへの施工で安全・安心を高める
- 内線電話:お客様が触れられる電話機
- ドアノブ:お客様が手を触れられる場所
- 喫煙所:抗ウイルス効果だけでなく、臭いの元への光触媒コーティング効果があるので、喫煙所独特の臭いも大きく減少
- タッチパネル:お客様がよく触られるタッチパネルももちろん施工
- 各カラオケ部屋:カラオケ部屋全体を施工することで抗ウイルス効果の他、長期的な防汚効果もあります。
- お部屋の備品:お部屋だけでなくタンバリンやクッション等の備品も徹底して施工
- カラオケ機:カラオケ機へも施工が可能
- トイレ:お客様がよく触るトイレのドアへも施工します。
- トイレ内の洗面台・便座:アンモニアガスへの消臭効果があります。トイレ内に施工することで気になる臭いにも効果的です。
- 事務所のPC:事務所のPCにも施工
このように、いたる箇所にコーティングをすることにより、お客様に対して安心と安全を届けることが可能となります。
まずは菌が繁殖しづらい環境をつくる上で、スタッフの皆さま一人一人が意識を高める事は、一番大切な事です。それぞれの会社様が、考えうるコロナ対策のガイドラインを作られているかと思います。
※ガイドラインを作成されてない場合は、私たちでガイドラインを作成し、スタッフの皆さまに新型コロナウイルス対策用のレクチャーをさせていただいております。私共が講師となり、プロの目線で徹底的にアドバイスをする事も可能です。また、日ごろの意識が行き届いているかをチェックさせていただくために、定期ご契約をさせていただく事も多くなりました。
では、光触媒とはいったい何なのか。
光触媒の特徴と室内で使用するメリット・デメリットについてご紹介します。光触媒を室内に導入することを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
1.光触媒とは?
光触媒とは太陽や蛍光灯などの光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去できる環境浄化材料です。そのため、光を十分に必要とする光触媒を使用する場合、住宅やビルの壁面に使用するのがとても効果的です。
例えば、光触媒に含まれる二酸化チタンが太陽光に当たると活性酸素が作り、汚れを分解する「セルフクリーニング機能」を発揮します。また、塗膜が超親水状態という水を弾く状態になることにより、雨が降った時に分解した汚れを洗い流す効果もあります。
さらに、光触媒塗料は耐用年数が長いことが特徴で、最長20年と言われています。一般的に、塗料はグレードによって耐用年数と価格が変動し、安価なアクリル塗料やウレタン塗料の耐用年数は5〜8年、シリコン塗料は10年と言われています。そのため、この20年という耐用年数は、現在販売されている塗料の中でも非常に長い耐用年数なのです。
2.室内に光触媒を使用する5つのメリット
光触媒塗料は、室外に塗料されることが多いですが、室内でも使用することが可能です。そこでここからは、室内で光触媒を使用する5つのメリットについていくつか紹介します。
(1)消臭効果
光触媒には、二酸化チタンという成分が含まれています。この二酸化チタンが紫外線や蛍光灯などの光が当たると活性酸素を生成され、接触する臭いの原因の物質を吸着して水と二酸化炭素に分解して除去します。タバコの臭いやカビ臭、靴の臭いなど室内をあらゆる臭いを消臭するメリットがあります。
(2)有害物質の分解、除去効果
室内のアレルギー疾患の原因として建材や家具から揮発する「ホルムアルデヒド」と言われる有害物質も、光触媒コーティングが分解して、除去する効果があります。また、光触媒コーティングは、薬品や毒性のある物質で除去する方法とは異なり、安全性が非常に高い酸化チタンアパタイトという食品添加物にも使用されている物質が主成分ですそのため、副作用も出ないということもメリットの1つです。
(3)抗菌効果
光触媒は消臭効果に加えて、ノロウイルスやインフルエンザ、大腸菌、サルモネラ菌、カビ菌などを分解して除去する効果を持っています。特に、カビ菌などは繁殖すると胞子を放散させるため、カビのある部分にカビ取り剤で対処しても浮遊しているカビ菌の胞子が再び繁殖します。しかし、光触媒を壁クロスや天井面にコーティングすれば、これらの胞子にとても効果があるのです。
(4)防藻・防カビ効果
銀イオンが含まれている光触媒は、抗菌効果があるため、少ない光でも抗菌効果を発揮します。また、今までの抗菌剤では分解できなかった菌が死滅時に出す有害物質も光触媒酸化チタンが分解する効果があります。例えば、O-157、大腸菌、カビなどの菌を防ぎ、防カビ効果によって嫌な臭いも防ぐことが可能です。
(5)防汚効果
光触媒は、壁クロスに接触するアンモニアやその他の化学物質を分解して除去する効果があるため、タバコなどによる黄ばみを抑制する効果があります。その結果、清掃やリフォームのコストダウンにもつながります。
(6)光触媒のデメリット
光触媒にはたくさんのメリットがありますが、デメリットも少なからず存在します。例えばデメリットとして挙げられるのは、費用の高さです。光触媒は非常に耐久性が高いだけでなく、さまざまな機能を備えている分、費用も高くなってしまうのです。また、光触媒は酸化チタンが主な主成分です。酸化チタンは、その性質上、カラーバリエーションが白色系の色に偏ってしまいます。そのため、外壁塗料として黒などの濃い色の塗料にするのは難しいことから、選べる色の種類が限られてしまうこともデメリットとして挙げられます。
光触媒は、外壁塗料としてのイメージが強いですが、室内でも使用されています。また、光触媒は消臭や除菌などの多くのメリットがありますが、デメリットもあります。メリット・デメリットを知った上で、光触媒を導入するかどうかを検討することをおすすめします。
光触媒の導入を検討中の方は、株式会社ネオテックスにぜひお問い合わせください。当社では、光触媒コーティングだけでなく、外壁や屋根、内装のリフォーム工事も承っております。
塗料の専門家だからこそ、お客様に対して安心して使っていただけるものを開発、提供さることができます。